Aoshima

私にとって思い出深い船。日本丸です。幼少期におじさんから日本丸のプラモデルを貰い受け、難し過ぎて作れなかったため、父が仕事の合間に何カ月も掛けて作ってくれた日本丸です。その後、本物の日本丸にも乗り、どんな記憶よりも鮮明に残っているのは「甲板」でした。なぜか木で出来た甲板に興奮して、ずっと寝っ転がって触っていました。その思い出の日本丸が、1度の購入ミスを乗り越えて我が家にやって来ました。箱を観ているだけで興奮していたら、「俺が作る」と横で観ていた父の発言。私は間髪いれずに右のロシアンフック見舞ってもよかったのですが、目を細めて嬉しそうに説明書を読む父に、ロシアンフックは見舞えず、変りにボンドとニッパーとカッターを購入させられました。次回はカティーサーク号を購入しようと思っています。もちろん思い出はありません。

ロープを張る所までは、何とか組み立てる事が出来ましたが、やはり取説通りにロープを張っても、風を受ける所が邪魔で･･･取りあえず(強引に？)作成しましたが、やはり、ロープの張りすぎ等が目立ち結局一番先端のマストが折れてしまい、今や｢幽霊船｣のような雰囲気を醸し出しています。

丁寧とは言えないけど、塗装もして正味八時間ほどの作業で完成した。サイズは20cmほど。細かな部品は少なく、あっけなく出来てしまった。説明書以上のロープ張りに挑戦したが、せっかく着けた帆がとれたりして、結局諦めた。

贈り物として喜ばれ、注文して良かったです。

今回これで、４度目の購入となります。初回は、イマイ時代の洋上キットでした。その時より図面上の展開図を元に糸張りをしてきました。今回は、マスト部の縄梯子（シュラウッド）にも挑戦してみたいです